ギグワーキングとは?単発で請け負える仕事内容と職業まとめ

ギグワーキングという欧米発の働き方は様々な業種で関心や期待が持たれています。実際に既に多くのギグワーカ0が海外では活躍しています。あなたもギグワーキングという働き方を始めてみませんか。

「ギグワーキング」という働き方とは?

「ギグワーキング」と呼ばれる働き方が、現在、経済界で注目を集めています。 「ギグワーキング」とは、元々欧米から始まった新しい働き方です。 20代から30代の人たちを中心に日本でも広がりをみせています。 この記事では、「ギグワーキング」(単発で仕事を請負う働き方)「ギグエコノミー」(単発の仕事を発注、受注する働き方によって成り立つ経済形態)「ギグワーカー」(単発の仕事を請負う人たち)といった、新しい働き方から仕事内容、職業についてまとめてみました。

1900年代後半から2000年にかけて、情報通信技術が急速に発展したことにより、コンピューターやスマートフォンが、企業や個人に広く普及しました。
デジタル化が進み、約20年。時代の移り変わりと共に、便利な世の中になったことで「働き方」も変化しています。
近年では下記のような言葉を耳にする人も増えているのではないでしょうか。

・「ギグワーカー」(働き手)
・「ギグエコノミー」(ギグワーカーを取り巻く経済形態)
・「ギグワーキング」(働き方)

ご存知ではない方も「UberEATS(ウーバーイーツ)」なら、どこかで聞いたり、見たことがあるかもしれませんね。
「UberEATS」では、事前に登録しておくことで「ギグワーカー」となり、自分の都合のいい時間に配達員として業務をすることが可能です。

サービス内容として、まずは利用者がパソコンやスマートフォンを使い、レストランやファーストフード店などに料理を注文します。
その注文されたした料理を、「UberEATS(ウーバーイーツ)」に登録している一般の人「ギグワーカー」が、都合が合えば仕事を受け、配達員として利用者の元に運ぶ、といった流れになっています。

利用者は手軽に使える、と同時に、仕事を受ける側の「ギグワーカー」に8とっても、アプリを使い、便利で自由度の高い働き方ができるのです。
このような働き方は、現代のテクノロジーが進化したことにより実現できたサービスですね。

欧米から始まった新しい雇用形態

欧米から始まった「ギグワーキング」という働き方。
元々は造語で、2015年頃からアメリカで使われ始めました。
語源はミュージシャンがその場限りの「ライブ演奏」を行うことを英語のスラングで、「ギグ」とよんでいたことからが、始まりだそうです。そこから「単発の仕事」のことを「gig」として使うようになりました。
欧米では「ギグワーキング」を選択する人口は益々、増えています。
Forbesの記事執筆者は

マッキンゼーの調査によれば、米国と欧州連合(EU)各国では約6400万人が、必要に迫られてではなく自らの選択で、本業に加えてこうしたギグワークを請け負っている。

(引用https://forbesjapan.com/articles/detail/23879より)

としています。
では「UberEATS(ウーバーイーツ)」を筆頭に、どういった職種があるのでしょうか?
また、日本での「ギグワーキング」という働き方は、社会に浸透しているのでしょうか?

単発で請負える仕事の種類はどれくらいある

働き手となる人手が不足している企業や事業者は数多いといわれています。
その為「ギグワーキング」というワークスタイルは、様々な業種で大きな関心と期待が寄せられています。
また現在、企業や事業者と単発の仕事を求める「ギグワーカー」を仲介する、プラットフォーム事業者も増えてきています。
これらのプラットフォーム事業者は、上場している大手企業をはじめ、スタートアップ企業も数多く、新たな雇用の形を後押ししています。
職種も様々で、スキルを必要としない未経験でも可能な仕事から、専門性を問われるものまで、多岐にわたります。
欧米では、既に「UberEATS(ウーバーイーツ)」の運営会社が先駆けてはじめた「Uber(ウーバー)」といった配車サービスが有名です。
また、クリエイターが創作した作品をオンライン上で発表し、注文を受けてから製造する「Teespring(ティースプリング)」。
美容スタイリストと仕事をする場所をマッチングする「ShearShare(シェア・シェアー)」。
ミュージシャンとライブ会場をマッチングする「FanFlex(ファンフレックス)」など沢山のサービスが生れています。
日本でも、建設業界と職人をマッチングする「助太刀」。
飲食店、小売店などの仕事を仲介する「タイミー」。
トラック運転手と物流業を仲介する「ハコベル」。
また、企業の経理代行を受け仲介している「メリービズ」。
ビジネススキルのある人が相談に乗るサービスを仲介する「ビザスク」など。
仕事内容としては、個人の隙間時間を活用してできる業務から、持っているスキルをフル活用させる業務まで様々な職種が増えつつあります。
いずれも、インターネットを通して仕事の依頼、受注ができる点。
そして「自分の都合で仕事を開始し、自分の都合で終わることができる=単発の仕事」という点が他の働き方とは違った大きなポイントでしょう。

それぞれの働き方の違いやメリット・デメリット

このような働き方「ギグワーキング」は20代から30代の世代を中心に様々な人が活用しています。フリーランスや個人事業主として働いている人、アルバイトやパートで生計を立てている人にも広まっているようです。
また、メインとなる勤めを持っている人の副業としても注目されています。
副業といえば、政府は「働き方改革」により、多様な働き方を推し進めています。
現在では、副業・兼業も容認していて、普及、促進を図っています。

平成29年の総務省統計局の就業構造基本調査では、副業している人が267万人、副業を希望している人は424万人いる模様です。(参考www.stat.go.jp/data/shugyou/2017/index2.html総務省統計局より。)

このように、副業している、または副業を希望している人の人口を合わせると691万人です。
この人口数は、比較的多いといえるのではないでしょうか?

2019年(令和元年)5月分 (2019年6月28日公表)の労働力調査(基本集計)によると、現在の日本の就業者数は6732万人としています。
(参考www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html総務省統計局より。)

このような結果から、1割を超える人たちが副業に関心があることが見えてきました。
しかしながら、まだ「ギグワーカー」が働く労働環境が整っていない面もあり、労災や雇用保険などといった社会保障や法的な面でも整備が急務だといわれています。
また、「ギグワーキング」は格差が広がるなど、デメリットな面も数多くあるといわれています。
そういったデメリットを理解しておくことは必要だといえます。
まだまだ課題が多い働き方とだといえますが、
例えば、
「この業界の仕事を経験してみたいな」
「少しの時間なら、働ける。働いてみたい」
といった希望があるならば、この単発の働き方はとても敷居が低く、仕事を始めやすいといえます。
そして、フリーランスや、アルバイトとは全く違った働き方だということを、再確認しておいて欲しいところです。
例えば、フリーランスは雇用契約を企業とは結びません。
単発で仕事を請負って、個人事業主として働いている人が多いです。
「ギグワーキング」と一見、同じに見なされますよね。
ですが、フリーランスは成果報酬型であり、お客となる、クライアントからオーダーのあった仕事を満足してもらうよう成果を提供しなければなりません。
責任感とプロ意識が必要となる働き方です。
また、アルバイトは企業や事業者と直接、雇用契約を結びます。主に時間給や日給といった働き方が殆どでしょう。
立場的には非正規雇用となりますので、正社員ほどの責任のある仕事は普通、任されません。
ですが、決められた時間内は労働するという決まった働き方をします。
「ギグワーキング」という働き方は、アルバイトと同様、サービスを仲介するプラットフォーム事業者と雇用契約を結びますが、自分の都合の良い時間に仕事を入れ、その仕事を完了させれば終了です。
延長して仕事をする必要もなく、縛られる事もありません。「ギグワーキング」という働き方が、どちらにも属さない事がわかっていただけたらと思います。
現在、様々な「ギグワーキング」といった働き方を提案している職種があります。
ロジデリ」でも、物流業界を盛り上げる取組みの1つとして「ギグワーキング」といった働き方を導入しています。
隙間時間に、自由に、あなたの都合で働いてみませんか?

 

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DAI
DAI
自動車関連機器販売会社を経て、運送会社や物流会社を経験。さらに採用Webライティング領域も経験。