副業解禁になることのメリットについて

副業が解禁になった、というニュースをどこかで聞いたことがあるでしょうか。政府が進めている「働き方改革」の一環です。じつのところ、法的には副業を行っても、昔も今も罰されることはありません。慣例として長く副業を禁止する企業が多かったのです。では、実際、副業をする上でのメリットにはどういうことがあるでしょうか。

副業が禁止されていた社会背景

副業を会社の許可なく行っても、法的には問題がないというのは前述しました。
しかし、長らく副業を禁止とする企業がほとんどだったというのには、時代の背景という理由がありました。
かつて人々がひとつの企業に定年まで勤めていたのは、武士社会での忠義というのに近い意味があったようです。
人口も経済も右肩上がりという牧歌的な社会では、そのやり方がうまく機能しました。
企業は定年まで社員の経済を支え、意欲に合う仕事をしっかり与えることができたのです。
そのかわりに、企業は優秀な人材を囲い込むため社員に忠義といってもいい価値観を求めました。

一方で、人口がどんどん減少し、経済も見込めない現代では、そのような終身雇用の考え方は合わなくなっています。
ある調査によると企業の寿命は30年といわれています。
ひとつの企業で入社から終身まで保証できるのは、大企業くらいでしょう。
しかし大企業も、実際にはこの先なにがあるのかわからない不確実な時代です。
ですから、働き手としては、これからますます賢く立ち回ることを求められます。
その上で、副業を持つことは今後、重要になってくるでしょう。

副業解禁の背景

働き方改革で「副業解禁」と話題になっているのは、2018年1月に厚生労働省が『副業・兼業の促進に関するガイドライン』を作成し、企業が就業規則を定める際に参考とする『モデル就業規則』から、副業禁止の記述を削除したことからです。
このことは、働き手の不足と、経済の悪化また残業の減少により減った労働者の収入を増やすためといわれています。
実際に、ある調査では副業に興味があるという社員は88%にものぼるそうです。
そのうち、副業を経験した社員は32%にとどまっています。
理由ですが、83%の方が「収入のため」と述べています。
しかし、副業の意味は収入アップだけでしょうか。
次の章で副業を行うことのメリットを考えてみましょう。

副業のメリット

副業を行う上での最も大きなメリットは、なにはともあれ収入アップでしょう。
ある調査では、1週間で5時間程度副業を行い、月1~3万ほどの収入になっているという報告があります。
小遣い程度とはいえ、1年で30万にもなるのであれば働き甲斐もありますね。
それ以上働くことは健康を害する可能性もありますから、副業で稼げるのはその程度と考えておいた方がいいかもしれません。
収入以外のメリットとして、本業以外でスキルを得られることが考えられます。
人生100年時代、退職してからの収入源を今からでも考えておくことは、今後ますます重要になってきます。
副業をすることで

  • 本業の知識を活かし専門性をさらに高めたい
  • 夢を叶えるために必要なスキルを身につけたい
  • 全く新しい職種にチャレンジしてみたい

といった思いを実現させる人も少なくありません。また、ひとつの企業に従事しているだけでは知り合えない方とめぐり合えることも、メリットのひとつです。
人脈が広がり、そこから起業につがなることもあるかもしれません。
本業の同僚にはなかなか本音を話せなくとも、副業の同僚とは打ち解けられることもあるでしょう。
人生を豊かにするきっかけになる。これもメリットのひとつかもしれません。

副業のデメリットとまとめ

逆に副業のデメリットですが、本業と共に副業で労働するので、負担が生じることでしょう。
今まで以上に自己管理が必要とされます。
また、副業を行うことで、雇用保険が生じる場合があるので、その確認を怠らないようにしましょう。

以上、副業の社会背景からメリット、デメリットについて調べました。
実際のところ、副業を認めている企業はまだまだ限られています。
ですから、副業をはじめてみようと思う前に、企業の就業規則を確認しておきましょう。
一般に、IT系企業は、副業を認める土壌があるようです。
また、副業とは思っていなかったのに副業とみなされてしまう仕事として、「ネットフリマ」があります。
たまに自分の持ち物を売る程度なら問題ありませんが、販売目的で商品を仕入れ、定期的に販売し収入を得るなどの場合は、副業の範疇に入ります。
近所の子供に勉強を教えることも、定期的に収入を得る場合は副業とみなされます。
本業の会社で問題にならないよう、注意を怠らないようにしましょう。

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YAMA
YAMA
Web業界、運送業界、宅配ドライバ―経験を経て、「ロジデリ」の運営元である、株式会社プラットインと株式会社フロム神戸に入社。代表からも期待される若手セールスディレクター(兼ドライバ―)。